今期からご支援している企業様で実施しているマーケティングワークショップも、いよいよ3回目を迎えました。今回のテーマは「選ばれる存在になるために、選んでもらう体験を設計する」。
参加者の皆さんと一緒に、“選ばれる側の視点”を実感しながら考える場をつくりました。
この企業はBtoB領域でサービスを提供されていますが、「サービス」という形のない価値をどう伝え、どう信頼を得るかという課題に直面しています。そこで、まずはサービス材の特徴を整理しながら、顧客に「安心して選んでもらう」ためのポイントを共有しました。
キーワードは「いかに顧客の不安を取り除くか」。たとえば、事前にどのようにイメージを伝えるか、繁閑をどうコントロールして販売機会を最適化するか、サービス提供の品質をどう揃えるか――。
どれも答えがひとつではないテーマですが、私が一方的に伝えるのではなく、参加者の皆さん自身に考えてもらうことで、学びが深まると感じています。
また、他社の事例や事前アンケート結果をもとにディスカッションを行ったことで、私自身もこの企業の強みや独自の価値資源をあらためて実感できた回でした。
終了後は、新宿のルーフトップ会場を貸し切って懇親会を開催いただきました。
業務課題や日々のマーケティング実務に関する率直な声を伺うことができ、ワークショップとはまた違った形での気づきも多く得られました。
今回のワークショップが、次の行動や発想のきっかけとなれば嬉しく思います。



